こんにちは! よねぴーです。
みなさんは最近本屋さんに行っていますか?
電子書籍が普及してきて、なかなか書店に行かなくなったという方も多いんじゃないでしょうか。私よねぴーもそうです。
街の本屋さんはどんどんとお店を閉めつつあって、自身の徒歩圏に本屋さんが一軒もないという方も結構いらっしゃいますよね。
このような状況になった大きな要因は、最初に書いた電子書籍の普及、それからECサイトの広がりです。買うものが決まっていたり、関連本を芋づる式に紹介してくれるECサイトはとても便利です。
そんな状況のなかで、今日はあえてリアル書店の魅力について書いていこうと思います。お店でたまたま見つけた本、ふと手にとった本が素晴らしい出会いになることもよくあります。
最近本屋さんに行っていない方、「偶然の出会い」にあふれた書店の旅へ一緒に出かけていきましょう!
皆さんの好奇心を充電するのに最適ですよ!
目次
本屋さんの現状
本屋さんが減っている、ということは、みなさんも実感されていますよね。
実際に店舗数は2000年から2020年の間におおよそ5〜6割減っているようです。
一方でそれと反対に電子書籍は流通のコストがかからないことや、本がスマホやタブレットの中にすっぽり入ってしまうと言うメリットもあって、現在非常に数が増えています。
特にマンガなどは若い方を中心に電子書籍で読む方が増えているそうです。
私も、AmazonKindle、楽天koboを愛用していますが、複数の本をちょこっとずつ読んだりする時に、荷物になることもないので非常に重宝しています。
ネットに頼るデメリット
電子書籍に限らず、ネット書店は非常に便利です。
スマホで検索すればすぐに目的の本までたどりつきますし、電子書籍などは購入〜ダウンロードしてしまえばその場ですぐ読み始められます。
ただ一方で便利すぎるが故に感じるデメリットと言うものもあります。やはり一番大きいのは、偶然の発見が少ない事です。
本屋さんを時間をかけてゆっくり歩いているとき、たいていはなんとなく目的を持って探すものですが、それでも「あれ? なんだろうこれ??」「そういえばこの人の本を以前読んだことあるなぁ…」「この間テレビで聞いたこのキーワード、ちょっと気になるなぁ…」ということは少なくない。
「セレンディピティー」と言う言葉があります。
偶然の出会いが何かにつながるようなことを示していますが、ネットの書店では「目的を持って特定のものを探す」と言うのには非常に便利なのですが、こういった偶然の発見と言うのにとぼしい、そんな欠点があります。
関連の図書をススメてくれるじゃないか、と言う方もいらっしゃるかもしれません。それはあくまでも過去に買った本から類推する興味の範囲に限られるわけであって、偶然性やランダム性にはどうしても欠けてしまいます。
リアルの書店でいろいろ眺めると、いわゆる「ジャケ買い」のように、単に表紙や装丁が気に入って買ってしまうなんてこともありますよね。
好奇心を広げていくにはこういった偶然の出会いというのは欠かせないものだと思っています。好奇心を充電するためにも、時々書店をゆっくり眺めてみると言う事は非常にお勧めです。
どうしても書店に行けない場合の対処法
最初の方でも見てきました通り、書店の数は随分と減ってきています。行きたくても近くにないよ、と言う方も多いですよね。
そんな場合、①新聞やネットの書評ページを一通りながめる、②読書サイトやアプリでランキングを見る、こんなことをオススメします。
とにかく自分だけにカスタマイズされたしない情報=今までの傾向の延長から離れることです。
新聞の書評や読書サイトのランキングなどは、「新刊」「話題になっているもの」という縛りはあるにせよ、幅広くいろいろな本の情報を見ることができます。
その中ですごく気になるものや興味のあるものがあれば、買って読んでみましょう。
以前「レバレッジ・リーディング」の記事でもお伝えした通り、「当たり本」にめぐり会うには、ある程度の数にあたる必要があります。
私も10冊くらい読んだうちで「これは!」というものが1冊あるかどうかな、という感じです。
自身の興味が、過去の延長線上だけにあるかどうかは誰にもわかりません。
そんな興味の幅を広げる、確かめるためにも、いろいろなジャンルに触れるのがすごくいいんです!
まとめ
自分の興味がどの方向に向かっていくのか、どのぐらいの広さあるのか、気づいていないことも多いです。
本屋さんを散策する、または新聞やネットの書評、ランキングを見る、というのは、自身でそういったものを見つける良い手段です。
皆さんが今興味を持っている多くの事柄も、もともとは偶然の出会いや気づきがきっかけですよね?
まだまだ皆さんの中には眠っている興味、大好きな事が眠っていると思いますよ。
この記事がきっかけで、そういったものが1つでも見つかれば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
それではまた!