【大事な本は深く読み込む!】「繰り返し読み」の効用

皆さんこんにちは、よねぴーです。このブログではいろんな本の読み方をこれまでも取り上げてきていますが、今回は「繰り返し読み」の話です。

特に私のように収集心が強くて、知識欲、好奇心も強い方は、多読に走りがちのような気がします。読書に多くの時間を割くことができる方はさておき、ほとんどの皆さんはこういった場合ひたすら買った本、新しい本をさばいていく、いわば一期一会のような感じになりがちです。

この読み方の場合、流し読みのようになってしまって「読んだけど何が書いてあったんだっけ?」となってしまうことも多いのではないでしょうか?

一方その対極になるのが、ひとつの本を何度も繰り返し読む方法。

子供が本を読んでいるところを見ていると、気に入った本を何度も何度も暗記してしまうくらい繰り返し繰り返し読んでいます。

そしてテレビ番組やニュースでそれに絡んだ話が出てくると、「あぁっ!」って言いながら覚えたことをアウトプットする。

これって大人の読書にあてはめても、深い学習になるんじゃないか。同じ本でも繰り返し読むことで味わいが変わっていったり、より多くの気づきが得られたりするんじゃないか、そんなことを考えました。

思えば学生時代、受験のときには同じドリルを何回も解くことで、「あーそういうことか!」と言ったことをただ経験してることを思い出しました。

本の読み方について試行錯誤している方、どんな読み方が自分に向いているのか迷っておられる方、ここで紹介する読み方が皆さんの選択肢を1つ増やすことになれば幸いです!

それではいってみましょう!

乱読か精読か? 広く浅くか狭く深くか?

興味の範囲については、それぞれ皆さんなりの切り方というのがあると思います。

本で言うとたくさんの本を幅広くとっかえひっかえ読むか、限られた本を深く深く読んでいくか、つまり「広く浅く」か「狭く深く」か、といったことになります。読み方でいうと前者が「乱読」、後者が「精読」ということになります。

以前記事で紹介した「ローテーション読み」などは乱読の中に入りますね。一方で今回ご紹介する「繰り返し読み」は精読になります。

どちらが良い悪いということではなく、「コンディションに応じて読み方を選ぶ」ということをオススメします。

集中力が出るときには繰り返し読みが効果的

集中力が爆発的に出る時というのがあります。

そういったときには1冊の本を深く読む方が頭に残る内容が多く、知識が染み込むように入っていく感覚を持っています。

一方で「ローテーション読み」がしたくなるときというのは、うまく集中の焦点が合わせられない時に、集中力のレベルを上げていくことができる、その効果を感じます。

繰り返し読みをして気づいたこと 〜メリットは?

繰り返し読みにはこんなメリットがあります。

・本の流れが自然と頭に刷り込まれる

・自分に刺さっている部分が明確になる
・読むたびに何かしら新しい発見がある。

何度も繰り返し読んでいると、さすがに次にどんなことが書いてあるのか、読みすすめる前に頭に浮かんできます。そうしているとある部分で「そうそう、そうだよなぁ」「これ大事だよなぁ」というところが出てくるんです。

おそらく今の自分にとって大事なこと、その本から知りたいと思っていたこと、そういった点が刺さってこういう感覚を呼び起こすんだと思います。

また不思議なもので読む度に新しい気づきがあったり、新たにマーカーをしたくなるような部分が見つかったりといった発見があります。

読むときの状況、その時考えていることが違えば、感じることって変わってくるからなんでしょうね。

特に自分にとって必要な本、感覚の合う本、求めていた本というのは「噛めば噛むほど味が出る」ことが多くなります。

一方でデメリット… 〜時間確保との闘い

やはり「時間がかかってしまう」と言うのは忙しい皆さんにとって、1番のデメリットになるかもしれません。

「特定の本だけにこんなに時間を使っていいのか?」「広くたくさんの本を読まなくていいのか?」、特に好奇心の強い方などはこういった不安を感じるんじゃないかなと思います。

私もそうなんです(笑)

そういったときには、以前ご紹介した「ローテーション読み」と組み合わせてみてください。ローテーション読みながら、これは!という本はまとまった時間をとって何度も読み返す。

こういったやり方で広く浅く、狭く深くをうまく行き来することができますよ。

まとめ 〜「MY本」を見つけよう!

今回は特定の本、自分に刺さる本などを深く深く掘り下げる「繰り返し読み」についてお話ししてきました。

多読派の皆さんにも試していただきたい読み方です。

インフルエンサーの方々も、何十回も繰り返し読んでいる本があると紹介されています。メンタリストDaiGoさんはそんな本の一つとして「影響力の武器」を紹介していましたね。

皆さんにもきっとそういった「MY本」というのが見つかるはずです。

知識は楽しんで学ぶと、たくさんのことを吸収できると言う研究もあるそうです。「MY本」がみなさんの軸をつくる大事な背骨になってくれると思います。

読書を楽しみ、知識を積み上げ、一歩一歩高みを目指していきましょう!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それではまた!


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