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今回の学び →「断捨離」しよう! モノが減るだけでなく思考にも好影響!
「断捨離」、言葉は多くの皆さんが聞いたことありますよね?
いわゆる片付け術の1つとして知られていますが、実践するまでにはなかなか踏み切れない方も多いと思います。
「片付け」と言ってしまうとちょっと面倒そうな感じもしますが、私にとってこの考え方は自分の欠点を矯正してくれるきっかけになった考え方。
是非多くの方に実践してほしいと思い、この記事を書きました。
単に片付けの方法と言う事だけではなく、気持ちを整理したり、快適に暮らすためストレスを減らしていくのにも非常に有益な考え方になってます。
片付けの側面に興味を持っている方はもちろん、私のように収集癖があったり完璧主義の一面があったりする方には特に「断捨離」の実践をぜひお勧めしたいと思っています。
この記事をお読みいただいたあと、断捨離を実践し、たくさんの方にスッキリした日常を送っていただければ幸いです。
それではいってみましょう!
断捨離との出会い
私は読書が好きで様々な本を読んできました。いまでも月に5〜10冊の本を読んでいます。
そんな中で出会った本の1つが、やましたひでこさんの「新片付け術 断捨離」です。
どうしても収集心が強くて諸々のものを溜め込み気味なところがある私にとって、一番影響を与えてくれた本だと思いってます。いまでも定期的に読み返して思い出しています。
この本を読んだのは、かなり前の話になります。
身の回りが乱雑になってなんとかしようと思ったときに、こんまりさんの「片付けの魔法」という本を読みました。
書いてある内容をいくつか試してみたところ身の回りの片付けすることによる爽快さがなんとも言えなくて、もっと片付けと言うものを深掘りしたいなと思い、手に取ったのがきっかけです。
「断捨離」とは?
断捨離とは造語だと思うんですが、「断」「捨」「離」それぞれに分かれています。仏教の断行、捨行、離行をもとにした言葉のようです。
順番についてはいろんな解釈があるかもしれませんが、まずは「捨」から、次に「断」、そして「離」です。
本にはどういう風に書いてあったかはちょっと忘れてしまったのですが(苦笑)、おそらくこの順番が自然なんだと思っています。
まずは「捨」から
片付けをしていると、「なんでこんなものを持ってるんだろう?」というわかりやすいものから、「買ったはいいが、ほとんど使っていないもの」、「なんとなく捨てづらいいただきもの」まで、ほとんどの方は周りにこういったものがあるんじゃないかと思います。
それらの要否を吟味していくのですが、そもそも今まで捨てるのがもったいないとか、面倒くさいとか、そういった感じで身近に残っているんだと思います。
まずはまとまった時間をとってある特定の場所に絞って一気にやる。こういったやり方で一気にそういった気持ちに折り合いをつけてやってしまうのが、お勧めです。
「捨」ができたら「断」
ものを捨てることができたらそれで終わり、ではありません。
特に私のように収集癖の強い人などはすぐにまた何かを買い始めてしまいます(苦笑)
そこで次に必要な考え方は「断」です。
余計なものは買わない、取り入れない、ということを実践してみましょう。
私は何か買おうと思った時、一度は「次の機会にしよう」と躊躇することにしています。
断捨離のサイクルがある程度できてくると、ものを取り入れてもすぐに捨てると言う「捨」の部分が起動するのですが、これはいかにも効率が悪い…
じっくり考えて、それが本当に必要か、それがないと何が困るか、それがあると何が改善するのか、をしっかり判断するようにしたいですね。
ただ一方で日常的な愛用品が故障した時など、日常生活に与える影響が大きいときにはためらわず買い直したりしましょう。
最後に「離」
いよいよ最後は「離」です。
「捨」「断」、これが定着してくると、もうこの境地に達していると思います。
いろいろなものに対するこだわりや執着が自分から少しずつ抜けていきます。
今までこだわっていたのが嘘みたいに思えるようなことも出てくると思います。
気づいたときには、本当に大事なものごと、本当に自分がこだわりたいと思っていることが際立ってくる、そんな心境に至る方も多いと思います。
「モノ」だけにとどまらない
断捨離をやって感じたのは、考え方がモノの整理だけではなく、情報や時間にも当てはめられると言うことです。
以前はどうしても完璧主義的なところがあって、収集癖と相まってとにかく詰め込む取り入れまくると言うことをやっていました。
まずモノの断捨離から始めて、気づいたときにはパソコンのファイル、撮りためていたテレビ番組なども整理を始め、時間の使い方も整理しようと考えるようになりました。
時間と言う点では、他の記事で触れますが「ニュースダイエット」という本にも影響され、ニュースを見ることに充てていた時間を他のインプットやブログ執筆などのアウトプットに充てるようになりました。
モノも情報も時間も優先順位付けができて、かつ不必要なものは取り入れないと言うサイクルができあがるわけです。
まとめ
・断捨離の順番は、「捨」→「断」→「離」
・とにかくまずは「捨てる」という最初のハードルを乗り越えること
・サイクルが完成すれば、「離」の境地に至る。自然と情報や時間に対しても好影響が出てくる。
私はなかなか生来の収集癖的な部分、完璧主義的な部分がどうしても残ってしまっているところがありますので、最初にご紹介したやましたひでこさんの本は定期的に再読して、都度都度このサイクルをリマインドするようにしています。
以下にこの本のリンクを貼っておきます。断捨離に興味のある方、身辺を整理してスッキリしたい方、モノや情報に押しつぶされてしまいそうな方、ご一読を検討いただけると幸いです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!